それでも、人生は素晴らしい

ジャニーズが大好きなパニック障害の主婦です。嵐→空白7年→Sexy Zone→ジャニーズWEST

初めて強烈なパニック発作を起こした時の話

今思えばあれはパニック発作だったのではないか、という過去の出来事は数々あるが、今回は初めて強烈な発作を起こした日のことを書いていきたいと思う。

試験会場でのプレッシャー

2010年10月某日、私はある国家資格の試験を受けるため、父の運転する車で試験会場へと向かっていたが、異常に緊張していた。
なぜかというと、試験時間は2時間で、いかなる理由があろうと途中退出は許されない、というニュアンスのことが事前に送られてきた注意事項に書いてあったからだ。
私は、緊張するとすぐにお腹を壊すタイプである。
不本意だが、もし腹痛を起こしたら試験を諦めて退出すればいいと思っていた。
しかし、それも許されないということは、試験中に腹痛や吐き気を催した場合どうすればいいのか。
例えば、我慢出来ず吐いてしまったとして、自分が恥をかくのは勿論嫌だったが、この試験に賭けていたのに私のせいで集中力を欠いて合格できない方も出るかもしれない。
他人に迷惑をかけることが一番怖かった。
そう思ったら何がなんでも試験中に体調不良になるわけにはいかないというプレッシャーが私に伸し掛かり、そのせいで体調が余計悪くなってしまった。
雑念を払い、試験前に少しでも復習しておこうと参考書を開いて鉛筆を持ったが、震えて上手く掴めなかったのを覚えている。
そして試験開始前、試験官の方から注意事項の説明があったのだが、トイレに行きたくなったり、具合が悪くなった場合は挙手をしてその旨を伝えれば、試験官の付き添いのもと退出可能ということだった。
よく考えたら、体調不良でも退出出来ないなんてありえない。
その考えに至らなかった自分も悪いが、「体調が悪くなった場合などは例外で退出可能」と一言でも書いておいてほしかったのは正直なところである。
説明を聞き、ひとまず私は安堵したが、緊張で高ぶっていた神経を鎮める術がないまま試験スタート。
最初は問題に集中し、緊張しながらもなんとか問題を解いていった。
10問くらいは出来たと思う。

突然の動悸、吐き気、息苦しさ、不安感

しかし、突然それはやって来た。
問題を読んでいたら、急に激しい動悸がしてきて、冷や汗が流れ出すのかわかった。
しばらくすると手が震え、試験を受けているという状況さえよくわからなくなり、周りの人の鉛筆を走らせる音がやけに響いて聞こえる。
問題を読むどころではなく、吐き気がし、呼吸も荒くなってきた。
急に得体の知れない不安でいっぱいになり、もうこれ以上、この場にいるのは無理だと思った。
一刻も早く逃げ出したかったが、挙手をする気力も勇気もなかった。
しかし、私はこの地獄のような時間を耐え、その後なんとか冷静さを取り戻すことに成功し、答案用紙を埋め、試験を終えることが出来たのである。

初の大きな発作を乗り切れた理由

あの時は、これがパニック発作であるということを理解していなかったのが幸いしたのではないかと思う。
知識がなかったので、「発作だ!」という恐怖感より、「急に何なんだこれ・・・、ヤバい!!」という気持ちの方が勝っていて、やり過ごせばじきに治まるという基本が運良く出来ていたのかもしれない。

なぜパニック発作かもしれないと気付いたか

家に帰り、あれは何だったんだろうか?と考えた時、ふと思い当たることがあった。
私はジャニヲタだったので、KinKi Kids堂本剛くんがパニック障害を患っていた過去があることを知っており、なんとなくその症状も頭にあった。
といっても、緊張すると過呼吸を起こしやすい病気、という程度だ。
パニック発作という言葉も知らなかった。
しかし、過呼吸までは起こさなかったものの、息が苦しく、文字通り、緊張のせいでパニックになっていたのは事実である。
もしかしてパニック障害・・・?と思い、ネットでパニック障害について調べてみたら、試験会場で見舞われたあの体調不良は、パニック発作だったのではないかという考えに至った。
それ以降、私は緊張する場面に遭遇すると、動悸がし、吐き気もしてきて息苦しくなることがしょっちゅうで、パニック発作を起こす頻度が多くなり、試験会場での初の大きな発作から約3ヶ月後にパニック障害と診断されてしまうのである。

しかし、今は、パニック障害になったのは、この大きな発作が原因の全てではなく、あくまできっかけの一つだと考えている。
それについてはまた次回書いていきたい。